女性の「安全日」は実は安全じゃない?!

性交渉をする上で女性がよく口にする言葉に、安全日というものがあります。
これは、妊娠する可能性のない日、つまり避妊をせずとも安心して性交渉ができる日のことです。

しかし安全日におこなう性交渉で、本当に妊娠しないかというと、そうとは言い切れません。
安全日とは、排卵日以外の日のことです。
排卵日とは、女性の卵巣から卵子が飛び出す日のことです。
この日に性交渉をおこなうと、女性の体内に入った精子が、飛び出した卵子と結びつき、受精卵となることがあります。
この受精卵が子宮に着床すると、妊娠します。

しかし排卵する日は、毎月決まっているわけではありません。
体質や、その時の体調や精神状態によって左右されるのです。
そのため予期していなかった日に排卵が起こることもあります。
安全日だからと安心して避妊せずに性交渉をおこなったら、その日が排卵日で、妊娠したという女性は多くいます。

また、精子は女性の体内で長ければ1週間ほど生き続けます。
そのため排卵の予定日の1週間前に性交渉をおこなったとしても、排卵日まで精子が生き続ければ、妊娠する可能性があります。

このように、安全日だから妊娠しないとは決して断言できないのです。
妊娠を望まない場合には、排卵日はもちろんですがそうでない日も、避妊をすることが肝心です。

生理周期は自分でコントロール可能

生理周期の異常は、以下のような定義に当てはまる場合において認める事が出来ます。
毎月のように前の生理の終わりから次の生理の始まりが25日以内である場合・同様に38日以上空く場合・生理周期が毎月バラバラである場合をその定義とし、このうちの1つに当てはまる事を意味します。

つまり周期の不順が継続的である事を意味するのですが、こうした状況が続くのは女性ホルモンの状態にその要因の1つを求める事が出来ます。
そしてそれ故に、不妊が起き易い・老化が進み易いという事にも繋がり兼ねない面があるという厄介な状態であるとも言えます。

ですが現在では、生理周期はコントロール可能なものとして考えられています。
実際に採用されるコントロール法として最も一般的なのは、低用量ピルの服用です。

ピルは避妊の為に使うものという認識がありますが、ホルモン作用の働きがあるので生理周期のコントロールにも大きな効果があります。
使用する製品によりますが、偽薬の服用期間・休養期間のいずれかに生理が当たるようになるので、結果として規則的な周期で行われるようになるのです。
また、体にその周期やホルモンバランスの感覚を覚え込ませるという効果も期待出来ます。
従って不順となる直接的要因が解消されているようであれば、服用の中止後の生理周期のコントロールにも期待が持てる訳です。

女性の性欲と生理周期

女性の性欲とホルモンの関係について記述していきます。
まず、女性の場合は20代から性欲が高まり、女性ホルモンが低下する30~40代にピークを迎えると言われています。
エストロゲンという女性ホルモンが減るとともに、男性ホルモンのテストステロンの働きが高まることにより、一時的に性欲が強くなるとされています。

生理周期は、エストロゲンとプロゲステロンという2つのタイプの女性ホルモンによって作り出されます。
エストロゲンは生理が終わるというころからその分泌量が増え始め、排卵前にピークになります。
このエストロゲンには、性欲を増進させるという働きがあるため、排卵前に性欲が強くなる女性も見られます。
逆に生理中は女性ホルモンの分泌が少ないため、落ち着いています。
また、生理中は血行が悪くなり、皮脂量も少ないため、肌が乾燥がちになります。

さらに、眠気を感じる時に分泌されるメラトニンには性欲を高める作用があるということが知られています。
メラトニンは夕方や夜に分泌されやすいため、この時間帯は他の時間帯に比べると性欲が高まる可能性が高まります。

ホルモンの分泌周期を把握することで、性欲をコントロールすることが出来るようになります。